睡眠は量より質が大事なのをご存知でしょうか?

みなさんこんにちわ株式会社DIOの菊地です。

今回は健康に一番大事と言っても良い睡眠について解説していこうと思います。

人生の多くを占めている睡眠ですが、多くの人はあまり睡眠の質など考えていなことだと思います。

たくさん寝たのに疲労が取れていないだったり、なんでこの人はあまり寝ていないのに元気なのかと感じたことはありませんか?

答えは睡眠の質にあります!!では本編へどうぞ


睡眠で大事なこと

 

 

睡眠に一番大事な要素は、十分な量の睡眠時間です。

健康的な成人にとっては、7〜9時間の睡眠が推奨されています。

睡眠時間が不足すると、身体的・精神的な健康に影響を与えることが知られています。

例えば、睡眠不足は、免疫力の低下やストレス耐性の低下、認知機能の低下などにつながることがあります。

また、睡眠の質も重要な要素の一つです。

深い眠りに入ることで、身体的・精神的な疲れを回復することができます。

一方、浅い眠りが続くと、疲れが取れなかったり、熟睡感が得られなかったりすることがあります。

睡眠の質を高めるためには、就寝前にリラックスする習慣をつける、就寝環境を整える、規則正しい生活リズムを守るなどの方法が効果的です。

 

そもそも睡眠の効果をご存知でしょうか

 

睡眠とは、意識が低下し、身体と脳が休息する状態のことを指します。

睡眠は、健康維持や身体機能の回復・再生にとって重要な役割を果たしています。

睡眠には、深い睡眠レム睡眠という2つの段階があり、脳波の状態や身体の反応の違いから区別されます。

深い睡眠は、睡眠の最初の段階で発生し、脳波のパターンが遅く、大きく、低周波数になります。

また、心拍数や呼吸数も低下し、身体がリラックスしている状態となります。深い睡眠は、身体の回復や再生に必要な成長ホルモンの分泌を促進し、体力や免疫力の回復に関与します。

一方、レム睡眠は、睡眠の後半に発生する睡眠段階で、脳波のパターンが速く、小さく、高周波数になります。

また、目が速く動く(Rapid Eye Movement)ため、「レム」と呼ばれます。レム睡眠では、脳の活動が活発化し、夢を見ることが多いとされています。レム睡眠は、脳の活動や記憶の整理、学習の促進などに重要な役割を果たしています。

深い睡眠とレム睡眠は、健康にとって重要な両方の段階です。

深い睡眠が身体の回復や再生に関与する一方、レム睡眠が脳の活動や学習に関与するため、両方の段階をバランスよく取ることが望ましいとされています。

よく夢を見る人はレム睡眠時間が長いことが原因

 

 

レム睡眠とは、Rapid Eye Movement Sleep(REM Sleep)の略称で、睡眠の中で最も深いレベルの睡眠段階の一つです。

レム睡眠は、睡眠サイクルの中で脳波が活発になり、目の下の筋肉が急速に動く(Rapid Eye Movement)ことが特徴です。

レム睡眠では、脳波の周波数が非常に高くなり、夢を見ることがあります。

また、呼吸が浅く、筋肉の緊張度が低下しています。

身体的な回復や再生に必要な成長ホルモンの分泌量は、深い睡眠に比べて少ない傾向があります。

レム睡眠は、睡眠サイクルの中で、深い睡眠(非レム睡眠)と交互に現れます。

通常、成人の睡眠サイクルは、90分程度の周期で繰り返されます。

レム睡眠は、睡眠サイクルの後半に多く出現し、睡眠時間が長くなるほどレム睡眠の割合が増加する傾向があります。

レム睡眠には、記憶や学習に関する脳の働きに重要な役割があるとされています。また、不足すると、ストレスや不安感を増加させることがあるとされています。

つまり睡眠時間が長くてもレム睡眠が多くなるだけで疲労などは解消されていないと言うことです!!

睡眠の質を上げるには深い睡眠に入ることが大事

 

深い眠りとは、睡眠の中で最も深いレム睡眠と非レム睡眠のうち、非レム睡眠の中の第3・第4段階(N3睡眠、深い睡眠)のことを指します。

この深い睡眠段階では、脳波は遅く大きくなり、筋肉の緊張度が低下します。

また、血圧や心拍数も低下し、身体の機能が休息状態に切り替わっています。

深い睡眠は、身体の回復や再生にとって非常に重要です。この睡眠段階では、成長ホルモンの分泌が増加し、細胞の修復や筋肉の成長・修復などのプロセスが促進されます。また、脳のトキシンが排出されることも知られています。

脳のトキシンとは

脳のトキシンとは、脳内で発生した代謝物質や異物質で、神経細胞に損傷を与えたり、神経伝達物質のバランスを崩したりすることがある物質を指します。例えば、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβタンパク質や、パーキンソン病の原因となるアルファシヌクレインなどが脳のトキシンに分類されます。

脳のトキシンは、通常は脳内で分解や処理が行われ、体外に排出されます。しかし、年齢や病気、生活習慣の乱れなどによって、トキシンが蓄積し、脳細胞に損傷を与えたり、神経伝達物質のバランスを崩したりすることがあります。これらの脳のトキシンの蓄積は、神経変性疾患や認知症などの病気の原因となることが知られています。

最近の研究では、睡眠不足や不規則な睡眠などが脳のトキシンの蓄積を促進することが示唆されています。一方、十分な量の睡眠をとることで、脳内のトキシンを処理するための清掃システムが活性化することが示唆されています。そのため、良質な睡眠をとることは、脳の健康維持にとって非常に重要です。

深い睡眠に入る為にはどうしたらいいのか

深い睡眠に入る為にはリラックスすることが一番大事になってきます!

その為には規則正しい睡眠時間や睡眠方法を用いることです。

例えば寝る前に自律神経を整えるハーブティーを飲んだり、部屋にアロマを焚いたり、低周波音楽(自然の音)などを聴くことで脳を極力リラックスさせることが出来ます。

それぞれの効果についてはこちらの記事を参考に読んでみてください!

 

アロマ効果についてはこちらの記事から

ハーブティー効果についてはこちらの記事から

音楽の効果とは

 

<まとめ>

 

睡眠不足や睡眠の質の低下は、健康に多くの影響を与えます。

睡眠不足は、免疫力の低下や心理的ストレスの増加、認知機能の低下、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスク増加などに関連しています。

睡眠の質を改善するためには、就寝前にリラックスした状態を作る、規則正しい生活リズムを保つ、快適な寝室環境を整えるなどの方法が有効です。

一方、アルコールやカフェインの摂取、ストレスなどは、深い睡眠を妨げることがあるので、注意が必要です。